Position
PORT AIの中で唯一、「作る前」を担うサービスです。
他のPortは業務を動かすためのSaaSです。ProcessPORT AIはその手前で、現場の業務を整理し、 システム化すべき範囲と発注の条件を明らかにします。導入先がPORT AIである必要はありません。
- ProcessPORT AI 業務を構造化し、課題・改善方針・RFPの叩き台をつくる
- お客様の意思決定 作る/作らない/既存SaaSで済ませる/運用で改善する、を判断する
- ベンダー比較・発注 同じRFPを複数社に提示して比較する。PORT AIの各Portもその候補の一つ
本サービスはシステム開発の受注を前提としません。「作らない方がよい」「既存SaaSで足りる」という結論も含めて中立に整理し、RFPは複数のベンダーに同じ条件で提示できる形式で作成します。
What is RFP
そもそもRFPって何?
システム導入が失敗するか成功するかは、ここで9割決まります。「RFPって聞いたことはあるけど、よく分からない」という方こそ、ぜひ読んでください。
DEFINITION
RFP
Request for Proposal
= 提案依頼書
「こういう業務を、こういう目的で改善したい。だから、こんなシステムや仕組みを提案してください」と、発注側がベンダーに渡す依頼書です。
- WHO
- 発注する側が作る
- WHEN
- 発注先を決める前
- WHY
- 複数社を比較するため
- WHAT
- 背景・目的・要件
- 01
複数のベンダーを公正に比較できる
同じ依頼書を渡せば、各社の提案を並べて比較できます。RFPがないと、各社バラバラな前提で見積もりが返ってきて比較になりません。
- 02
「こんなはずじゃなかった」を防げる
欲しいものを言葉にして書き出す過程で、社内の認識ズレが浮き彫りになります。発注前に齟齬を解消できる、最後のチャンスです。
- 03
本当に作るべきか冷静に判断できる
書き出してみて初めて「これは運用で解決できる」「既存SaaSで足りる」と気付くことがあります。RFP作成は意思決定そのものです。
Failure cases
RFPなしで進めると、こうなります。
CASE 01
ベンダー言いなりで予算3倍
要件が固まらないまま発注。「これも追加で…」が連鎖し、当初予算の3倍に膨れ上がった。
CASE 02
「思っていたのと違う」リリース
口頭ベースで開発を開始。ベンダーの解釈で埋められた仕様が完成し、デモを見て「業務に使えない」と発覚。半年遅延した。
CASE 03
現場が使わずExcelに逆戻り
管理職だけで仕様を決定。現場の業務実態とズレたシステムが完成し、リリース後にExcel運用へ戻った。
CASE 04
作らなくてよかった
全部を新規開発と決めつけて発注。完成後に「月数千円のSaaSと同じ機能」だと気付いた。
4つに共通する原因は、業務を構造化しないまま発注してしまったことです。
Service
ProcessPORT AIが提供する3つのこと
お客様の業務を構造化し、課題と改善方針、RFPの叩き台までを「AIが下書き → MICのコンサルタントが補正」の流れで作成します。
01 中立的な意思決定支援
システム化を前提にせず、運用改善・既存SaaSの活用・あえて作らない選択肢まで提示します。MICが開発を受注しないケースも前提です。
02 AIによる下書き自動化
入力内容からAIが業務の構造化・課題抽出・改善方針・RFPの叩き台を下書きします。すべてのアウトプットをコンサルタントがレビューし補正します。
03 業務データの構造化
自由記述だけでなく、カテゴリ・頻度・属人化フラグなどを構造化して保存します。将来の業界横断分析にも活用できます。
Framework
ヒト・モノ・カネ+その他の4観点で業務を分解する。
経営の3資源に「その他(経営分析)」を加えた4観点で、現場の業務・関係者・システム・書類の流れを整理します。
- PEOPLEヒト
社内:従業員・採用・労務・人事評価
社外:仕入先・得意先・顧客管理
組織と関係者を整理します。 - THINGSモノ
仕入→在庫→販売のメインフロー。外注・工程管理・物流管理を構造化し、商品やサービスの流れを可視化します。
- MONEYカネ
売掛金/買掛金/経費/入出金/損益。お金の流れと会計との接点を整理します。
- ANALYTICSその他
3資源を横断する経営分析(KPI・利益分析・ダッシュボード)。BIツールの活用も検討します。
Case
事例:中古車買取販売店の業務分析
業務を1枚で俯瞰し、「全部は作らない」改善方針にたどり着いた
- 4業務領域
- 50+業務プロセス
- 10+関連システム
- STEP 1
業務フロー図(チートシート)
ヒト・モノ・カネに沿って、現場の業務・関係者・システム・書類の流れを1枚に。誰が見ても「業務の全体像」を共通認識として持てる状態にしました。
- STEP 2
業務負荷ヒートマップ
同じ図に「事務的工数が高い領域」と「高度な専門性が必要な領域」を重ね、改善の優先順位が一目で分かる状態にしました。
事務的工数がかかる領域
- 自社名義変更
- WEB仮計算書/計算書からの情報入力
- 陸送請求書、加修費用請求書のデータ登録
→ OCR/ブラウザ拡張/既存SaaS連携で対応
高度な専門性が必要な領域
- 指値の決定
- 売却の調整
→ AI提案/ベテランの判断(暗黙知)の構造化で支援
可視化した範囲:ヒト(採用・労務・人事評価、仕入先/委託先/得意先管理)/モノ・仕入(下取・買取・AA落札・共有在庫・ディーラー仕入)/モノ・在庫(入庫チェック・加修・クリーニング・付属品管理)/モノ・販売(小売・業販・AA出品・自社EC・プライスボード)/書類・整備(車検証・名義変更・抹消・行政書士・車検システム)/カネ(売掛/買掛・計算書処理・経費申請・店舗-本部資金移動・売上計上タイミング)
Flow
ご利用の流れ
標準で約2ヶ月・訪問5回。現場担当者、業務管理者、部門責任者、経理/管理部門、経営層と複数の階層に話を聞き、分析の精度を担保します。
- STEP 1
お申込み・基本情報入力
Webフォームからお申込み後、専用URLを発行。会社情報・組織図・業務カテゴリを入力します。
- STEP 2
現場ヒアリング(約5回)
複数階層へ訪問ヒアリング。AIが事前に追加質問を提案し、聞き逃しを防ぎます。
- STEP 3
AI分析 + コンサル補正
業務フロー図・課題一覧・改善優先順位・システム化検討領域・簡易画面案をAIが下書きし、コンサルタントが補正します。
- STEP 4
報告会・納品
成果物一式を納品し、報告会を実施。フェーズ1(優先着手)/フェーズ2(拡張)の進め方もご提案します。
フェーズ1で優先度の高い課題から着手し、必要に応じてシステム化を検討します。
Deliverables
納品物と、それがもたらす判断材料。
- 01
業務フロー図
現状の正確な業務構造と、見落とされていた工程を可視化。関係者間で「どこが課題か」の共通認識をつくります。
- 02
課題一覧
属人化・手戻り・情報の欠漏を具体化。ヒートマップで、工数の集中や属人化が深刻な工程を一目で把握できます。
- 03
改善優先順位
負荷と効果のバランスから、フェーズ1で何に着手すべきかを明確化。段階的な実装計画が組めます。
- 04
システム化検討領域
どの工程がシステム化に適しているか、既存SaaSで足りるか、運用改善で済むかを中立に整理します。
- 05
簡易画面案
導入時のイメージ形成のためのワイヤーフレーム。社内の合意形成とベンダー比較の精度が上がります。
- 06
RFP(提案依頼書)叩き台
上記5点を踏まえた発注用ドキュメント。複数ベンダーへの公平な相見積もりが可能になります。
Terms
実施条件
| 価格 | 900,000円〜(税抜・スコープ別) |
|---|---|
| 期間 | 約2ヶ月(標準) |
| 訪問回数 | 約5回(ヒアリング) |
| ヒアリング対象 | 現場担当者/業務管理者/部門責任者/経理・管理部門/経営層業種・組織体制に合わせて調整します |
| データの取り扱い | お客様ごとに分離された専用URLで管理します。ご要望に応じてNDAを締結のうえ作業します。 |
| 省力化投資補助金 | 納品物は申請時に必要な「現状課題」「改善計画」の整理にそのまま活用できます。補助金ありきではなく、投資判断の後に活用する位置づけです |
| 開発との関係 | システム開発の受注を前提としません。「作らない方がよい」「既存SaaSで足りる」という結論も含めて、お客様の意思決定を中立に支援します。 |
FAQ
よくある質問
システム開発の発注が前提になりますか?
いいえ。むしろ「作らない」「既存SaaSで十分」という結論も含めて中立に整理することを目的としています。MICが開発に関わらないケースも想定しています。
AIが出した内容をそのまま納品されるのですか?
いいえ。AIはあくまで下書きです。MICのコンサルタントがすべてのアウトプットをレビューし、現場ヒアリングを踏まえて補正・補完したうえで納品します。
社外秘の業務情報を入力しても大丈夫ですか?
お客様ごとに分離された専用URLでデータを管理します。ご要望に応じてNDAを締結のうえ作業します。
RFP納品後の開発フェーズも依頼できますか?
別途お見積りで対応可能です。「ベンダー選定(コンペ)」「開発」「リリース後の保守」までを一気通貫でご支援することもできます。PORT AIの各Portが候補になる場合も、他社と同じRFPで比較していただけます。
PORT AIの他のサービスを使っていなくても利用できますか?
利用できます。ProcessPORT AIは単独のコンサルティングサービスで、共通基盤や他のPortの契約は必要ありません。
まずは無料で、業務分析から始めませんか?
「作るべきか」を決める前に、業務を見える化する。Webからのお申込みで、すぐに業務情報の入力を開始いただけます。納品まで約2ヶ月、専任のコンサルタントが現場に入って伴走します。